ゼロがつくった家 施工例

Case01 子供も、大人も、のびのびと。


住まう人の個性がそれぞれの外観に現れつつも、ひとつの街並みとして見事なハーモニーを生み出している茅ケ崎の邸宅街。昨年12月、そこに新しい家が仲間入りしました。玄関と2階に設けられたウッドデッキが印象的なその住まいには、サーフィン好きのご主人とお料理好きの奥様、そしてやんちゃ盛りのお嬢さんが暮らしています。

「娘をのびのびと遊ばせてあげたいなあと思ったんです。」家づくりを思い立ったきっかけを、奥様はそう振り返ってくださいました。「以前は賃貸マンションに住んでいたので、階下の方への申し訳なさもあって『静かにしなさい!』と叱ってばかり。今では思う存分騒げるので、幼稚園の友達を呼びまくっていますよ(笑)。」

引っ越してまだ数ヶ月。なのに、このピカピカの住まいは、すっかりTさんご一家に馴染んでいます。ご主人のサーフボードが置かれた玄関、お嬢さんの描いた絵が飾られた階段。理想通りの家を建てるまで、道のりは長かったのでは?

「いえ、あっという間でしたよ。ハウスゼロの大浦さんと出会ったことから、トントン拍子で話は進みました。もともと、この土地を紹介していただいたんですが、以前から素敵だなあと思っていたご近所の家を建てたのも実はハウスゼロさんだったということがわかって、『じゃあ建物の方もお願いします!』って。」フィーリングってあるじゃないですか。だから、他の工務店と比較して、なんてことは全く考えませんでしたね。」


こだわるところはお互いにこだわろう。そして、相手がこだわるパーツには一切口を出さない。それが、家づくりの際にご夫妻で決められたルールだったそう。「私はキッチンです。娘と一緒に料理したかったので、作業台を大きめに作りました。タイルやテラコッタなど、使う素材も考えて。主人はというと、ポーチにシャワーを付けることと、サーフボードを置けるよう玄関を広くすることにこだわっていましたね。」その、板の置き場確保のために作られたアーチ型の玄関は、やってみて大正解だったと奥様は語ります。「玄関が広いとお客様を呼んだ時に気持ちがいいんです。みんな『うわ~』って言ってくれて(笑)。」
住んでみて良さを実感した点はもうひとつあるそうで、それは天井を白く塗装したこと。「大浦さんからのアドバイスだったんですが、すごく部屋が明るいんですよ。夜は夜で、照明を灯すと柔らかい雰囲気になって」

Tさんの家が明るいのは、天井の色のためだけではないようです。2階のリビングに大きく設けられた窓から注がれる光は部屋を満たし、爽やかな風を運びます。住まい自体の断熱性が高いから、真冬でも天気の良い日は窓を全開にしているとか。「友達が赤ちゃんを連れてくると、ポカポカしているから良く眠るんです。床暖房も設置していますが、あまり入れたことはありませんね。」